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但馬皇女の歌四


 但馬皇女と穂積皇子のあってはならない恋は宮廷中に広まっていました。

但馬皇女の夫高市皇子は持統天皇からの信頼も厚く当時最高権力者として

太政大臣を務めていました。

あまりに噂がひどく、ととうとう持統天皇の耳にも入り

何とかしなければと考えたのでした。

そして持統天皇は穂積皇子に勅勘(ちょっかん、天皇からのとがめ)を下しました。

志賀の崇福寺に法会の勅使として向かわせたのです。

崇福寺は天智天皇が建てた寺で現在は廃寺となって礎石だけが残っています。

穂積皇子は遣わされ一時閉居させられました。

  
   万葉集 巻第二・一一五  但馬皇女の歌です。

「後れ居て 恋つつあらずは 追い及(し)かむ 

            道の隈みに 標結(しめゆ)へ我が背」


〜後に一人残って恋焦がれてなどおらずに、いっそのこと追いすがって一緒にまいりましょう。

         道の曲り目に道しるべをつけて下さい、あなた〜



「恋つつあらずは」恋歌の常套句です。

「追い及かむ」は激しい気持ちの表現ですね。

「隈」は道の曲り角のことです。「み」はそのあたりの意味です。

持統天皇によってこうして二人は引き離されたのでした。








 
posted by: y-sakurada | 万葉集 | 16:22 | comments(0) | - | - | - |