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春されば

  

 新緑の美しい季節になりました。

 

木々の様々な緑が一層稜線を際立たせています。

 

そうして山並みに見とれているとウグイスの囀りが

 

透き通った空気の中を遠くまで届けています。

 

万葉人もウグイスの囀りに心引かれていたと思います。

 

万葉集にウグイスを詠み込んだ歌は沢山あります。

 

春雑歌(はるぞうか)の中から一首ご紹介します。

 

  万葉集 巻第十・一八二六  作者不詳

 

「春されば 妻を求むと うぐひすの

 

    木末(こぬれ)を伝ひ 鳴きつつもとな」

 

〜春になったので、妻を求めてウグイスが梢伝いに

 

          しきりに囀っている〜

 

「されば」・・そうであるから、それゆえ

 

「もとな」・・わけもなく、むやみに、しきりに

 

ウグイスはイギリスでBushWarblor(藪で囀る鳥)といわれていて

 

警戒心が強くメジロの様になかなか姿を見ることはできません。

 

囀りはオスが縄張りを示しており

 

一日に1000回鳴くこともあるようです。

 

始めの頃は妻を求めて囀りますが番になり

 

雛を育てる時メスが餌を運ぶようになると

 

メスに「縄張り内に危険なし」の合図になっているようです。

 

又、ケキョケキョケキョと鳴くのは縄張り内に

 

侵入した者や外敵への威嚇の意味です。

 

平地でウグイスが鳴き始める季節が早春であることから

 

「春告鳥」の名もあります。

 

澄んだ空に緑の山々、ウグイスの伸び伸びとした

 

囀りは日本の原風景ですね。

 

 

 

 

posted by: y-sakurada | 万葉集 | 16:10 | comments(0) | - | - | - |