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蓮の花は7月頃から咲きますがお盆に添えられる花で水芙蓉(すいふよう、みずふよう)

池見草(いけみぐさ)、水の花などの異名があります。


今日は蓮にまつわる歌を紹介します。万葉の時代、蓮の根を食べるために

水田に作られていました。


「万葉集絵かるた」より  巻第十六・三八三五  ある婦人(おみなめ)の歌です。


「勝間田の 池は我れ知る 蓮(はちす)なし しか言ふ君が 鬚(ひげ)なきごとし」


〜勝間田の池なら私はよく知っていますよ。蓮などありませんよ。

そうい言っているあなた様にお鬚がないのと同じですよ〜



「君」といわれているのは新田部皇子(にいたべのみこ)で婦人とは恋人同士

なのでしょうか。皇子が出かけて勝間田の池を見て深く感動して帰り

婦人に勝間田の池の水面に波が揺れ動き、蓮の花は今を盛りと咲き

その素晴らしさは言葉には言いつくせないと言うとすぐにこの歌を詠み

幾度も朗々と吟じたとあります。

蓮の花が咲いていないのを婦人は知っていて皇子をからかっています。

遊山に連れて行ってもらえなかったので不快になっているようですが

実はすねて甘えているのです。戯歌(ざれうた)ですね。

万葉集にもこんな楽しい歌があるのですね



蓮の古名は「はちす」です。蓮はインド原産で花托の形を蜂の巣に見立てたとする

のが通説です。

「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と中国の儒教者の書からの引用です。

死後、極楽浄土に往生し同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり

「一蓮托生」という言葉の語源になっています。


蓮の花が風に揺れ水面に咲く様は当に極楽浄土ですね。
posted by: y-sakurada | 万葉集 | 15:53 | comments(0) | - | - | - |