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灯籠
 


  ”暑中お見舞い申仕上げます”

今日は灯籠について書いてみたいと思います。

5年ほど前に庭の改造をしました。木が多く築山もありました。

手入れがしやすいようにと造園の方に頼みますととにかく”木の数を減らす”というのが

主でした。築山もやめて平らにして頂き石もほとんど引き取ってもらいました。

大きな松も半分位の大きさにしてもらいクレーン車で吊り上げ位置も変えました。

私は庭のことや植物に感心があり変わっていく様子を楽しんでいました。

造園の方は暑い中大変な作業でしたが京都で修行されてきた方でしたので

上手に日本の庭ができてきていました。


ある日灯籠をクレーン車で積み上げていますと彫られていた形に気がつきました。

これは”棗”! ”茶せんと抹茶茶碗” !??? 茶道の道具がなぜ灯籠に???

すぐに調べてみますと「善導寺型灯籠」ということがわかりました。

善導寺は浄土宗知恩院派の寺院でこの櫻田家もその宗派でした。

ご先祖様がそういうことを考えてこの灯籠を庭に置いたのだと思うと感慨も深くなりました。



これは”棗”です。



”茶せんと抹茶茶碗”



"五徳”です。


これは”宝珠”のようです。

石灯籠の起源は本来仏教の献灯にあると考えられています。

仏前に火を灯していたのです。

室町時代に茶道が確立し照明と添景のために取り入られるようになりました。

それと灯籠の台にあるハート型の彫り物も調べてみました。


昔ハート型などとはいわないので何か強い木の葉の形かと推察していましたが

違いまして「猪目(いのめ)」という形のようです。

猪の目に似ている・・猪を引き合いに勢いを表現するために使われた呼び名のようです。


何となく見ている灯籠にもいろいろ意味があり深いものだと感心しました。

いつの時代の作品かはわかりませんが手彫りであることは確かなのです。

どれくらいの時間がかかったのか考えると気が遠くなりそうです。

こつこつ彫った人の汗は計り知れません。

この灯籠を見るたびに造園の方、御先祖様や彫った方のことを思います。
posted by: y-sakurada | 日々つらつら | 15:25 | comments(0) | - | - | - |